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【行きすぎた節約思考】〇〇性を突き詰めすぎると後悔する?節約の負の側面について

こんにちは、レンレンです。

お金を貯めたければ、何度か説明しているように

  • 支出を減らす
  • 収入を増やす
  • 投資の利回りを増やす

この3通りだけです。これらを全て徹底すれば間違いなくお金は貯まりますし、生活や人生にも余裕が出てきます。

ですが、それと引き換えに失ってしまう負の側面もあります。

今回は、お金を貯める上でこうなると後悔するという負の側面について見ていこうと思います。

危険なのは合理性を突き詰めすぎること

結論から述べると、合理性を突き詰めすぎると後悔することになってしまいます。

理由としては、シンプルに人生が楽しくないからです。

節約貯金で言う合理性というのは、

  • 趣味に一切お金をかけない
  • 人から奢ってもらう食事しか行かない
  • 食事は必ず贅沢しない など・・・

これらは確かに蓄財という観点からすれば合理的ではありますが、失うものも大きいのです。

例えば、高校生の本分は勉強ですね。

勉強すれば、知識が身についてテストで良い点を取ったり志望校に入りやすくなります。そのためには平日から休日までひたすら遊ぶことなく勉強しなければなりません。

しかしそうなると、高校時代で得られる友達や恋人との青春の時間を犠牲にすることになります。

これは合理的ですが、果たしてそれは楽しいですか?という話です。

確かに合理的に行動し続ければ何事もうまくいくのは事実ですが、それだと人間性に欠けてしまいロボットのような人間になってしまいます。

多数派の人間に共感できない・共感されない

節約は、言わば世間とは逆行する行動をとることになります。つまり、日本人全体の少数派になるということです。そうなると、周囲の人たちからの共感を得ることが難しくなります。

例えば、つみたてNISAをやっている人は驚くほど少ないでしょう。私の職場の人にも聞いてみると、

「ナニソレ、美味しいの?」

と思う人が多いです。

他にも、周囲から物を買う基準が理解されなかったり、ケチくさいと思われたりもされます。反対に周囲の人のお金の使い道にあまり共感できなくなってしまいます。

  • コンビニ通い
  • ATM手数料無視
  • 積極的な飲み会参加 など・・・

倹約家に目覚めた人から見て、これらにお金を使う人は思考を捨てたサル以外の何者でもありません。(すみません、勝手な偏見です。)

そのため少数派になれば職場などのコミュニティで孤立しやすい傾向にありますが、資産形成は超加速して、周囲とは大きな差をつけた人間となります。

欲望が消える

合理性を追求して貯金しすぎると、あらゆる欲望が消えます。

例えば、物欲です。

一つ例を出しますと、貯金が10万円の状態だと、100万円の腕時計やブランドアイテムが喉から手が出るほど欲しくなってしまいます。

ですが、貯金が500万円程度あれば、100万円の商品は簡単に手が出せますが魅力を感じなくなってしまいます。

こんな感じで、欲しいと思ってた物にすぐ買えるレベルまでお金が貯まると、「欲しいと思ってた物が別に要らない物だった」となってしまいます。

ここで一つ想像してみてください。物欲という存在はお金を貯める上だと非常に邪魔な存在ですが、物欲がない人生は果たして楽しいでしょうか?

もちろん賛否両論あるかもしれませんが、大半の人間は欲しい物があるからお金を稼いでいます。その欲しい物を買える金額を稼ぐまでの期間が結局楽しいのです。

おわりに

今回は、節約貯金をしすぎると陥りやすい負の側面について説明しました。

確かにこれらは、貯金があまりない人から見ると「へぇー」という感じで終わると思います。ですがある程度の資産を築いた人からするとお金を使うのに恐怖を感じることが多いのです。

例えば、1000万円の貯金があるとします。1000万円もあれば大抵のものを一括で購入することができますが、100万円の物を購入してしまうと「1000万円 → 900万円」に変わります。0が1桁消えただけで情緒不安定になってしまうような人もいたりします。何なら消失感に襲われてしまうでしょう。

こんな感じでお金を貯めすぎると、お金を使うことが悪いなと感じたり怖くなったりする危険性があるので、貯金することが人生の全てではありません。

結局のところ、貯金もお金を使うこともほどほどが良いのです。貯金に全振りしても、お金を使うことに全振りしても、人生が楽しくなかったり後悔するのは目にみえるでしょう。

是非今後とも、お金を貯めると使うのセンスを磨いていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
Len Ren
田舎実家一人暮らしのLen Ren(レンレン)と申します。 元浪費家から節約貯金する倹約家に目覚めた経験をもとに 一人でも多くの困った浪費家を助ける情報を発信していきます。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。