こんにちは、レンレンです。
テレビのニュースを見てみると、必ずと言っていいほど残虐なニュースや悪いニュースが次々と出てきます。その反面良いニュースや穏やかなニュースはほんの数分程度しか流れません。
そんな中で必ず報道されるニュースの一つとして、自殺するニュースがあります。
日本は先進国の中では自殺率がトップになっており、その理由はあらゆる状況や事象が折り重なったことによるものですが、必ずと言っていいほど挙げられるのは「お金」の問題です。
また、成人年齢が18歳に引き上げられたことによる金融トラブルは必ず急増します。
今回は、今の日本が大人が子供を殺す国になる理由について説明していきます。
学校教育でお金のことを教えない理由
先に結論を述べると、子供たちがお金の知識を身につけたまま大人になると、政府や企業が困るからです。
理由として、子供たちが賢くなると搾取する金額が減るからです。
日本政府は財源不足を補うために、あの手この手で税金を取ろうと必死でいます。日本人全員がお金の知識を身につけたり、節税できる物を知ってしまうと、当然政府が徴収する税金は少なくなります。
政府からしてみれば、国民にはバカなままでいて金を払いまくって欲しいのが本音です。
そのため政府は「聞かれてないから教えない」と言うスタンスを貫いています。
ただ、最近になって高校の義務教育で家庭科の授業でお金の授業をすることになり、やっと子供たちにお金の教育が行き届くようになったので、若年層がちょっとだけお金に対して学ぶようになったかなと思います。
ですが、まだまだ学生にお金の教育ができる人は少ない状態です。
金融教育をしない=自殺者・犯罪者を増やす
逆に金融教育をしないと子供たちはどうなるか?
答えは、自殺者・犯罪者が増えます。
警察庁が発表している「令和4年中における自殺の状況」によると、自殺は健康問題(うつ病など)や人間関係などのあらゆる事象が重なった結果、自殺行為に走るとされていますが、家庭問題・健康問題に次いで多いのが、経済問題(お金がない・多重債務者)であるという点です。
もう一つの犯罪者が増えるという理由は
- マルチ商法・ねずみ講
- 詐欺全般
- 売春・援助交際・パパ活
- 闇バイト など・・・
ブラックに近いグレーなものから非道徳的な稼ぎ方にまで手を染めやすいからです。
先ほど、貧困家庭は一発逆転を狙った博打に走る傾向が強いと説明しましたが、経済的な余裕がない人ほど金のためなら手段を選びません。この人たちに「コツコツと10%の先取り貯金をしましょう。」と言っても聞く耳を持たないでしょう。
お金や心に余裕がない人ほど、合理的な判断ができなくなってしまうのです。
お金の知識がない若者ほど良いカモはいない
・「スマホでぽちぽちして月収50万円!」
・「年収1億円のノウハウをお教えします」
みたいな広告や勧誘は今でもずっと残っています。「こんなの引っかからないだろw」と思っても必ず引っかかる人はいます。
その被害者たちの大半は、貧困家庭の子供であるケースが多いです。
理由としては、貧困家庭であるほど一発逆転を狙って博打をする傾向が強いからです。
今はNISAやiDECOなどが普及したことによって日本では投資ブームが来ています。
しかし、それゆえに無知な人を利用して、多額のお金を搾取しようとする大人がいることも忘れてはなりません。
貧乏な人ほど、宝くじや競馬・パチンコなどの還元率が低いギャンブルに手を出して、一発逆転劇を夢見がちになるのは、お金の知識がないのも原因の一つです。実際に一攫千金を取ってる人がいるのも事実なので、この流れは止まることはないでしょう。
さらに恐ろしいのは、仮想通貨とFX(外国為替証拠金取引)の存在です。
仮想通貨やFXは取り扱っている取引所によってはレバレッジ(少ない資金で大きな取引を可能にする仕組み)を高く見積もって、損失した際に莫大な借金を抱えてしまいます。
そして、本来なら借金は自己破産すればなくなりますが、株取引で生じた損失は自己破産という手段が使えません。
これを知らずに、命綱なしで落ちたら経済的な死が待ってる吊り橋を渡る若年層が、今後もっと増えると私は睨んでいます。
この世に一発逆転劇は世界のほんの一握りしか起きません。本当の逆転劇はどん底から堅実にコツコツと愚直に当たり前のことを続けたり先人たちの教えに誠実な人に起きるものです。
現実を知ることが若年層の救いになる
今の日本では、良い大学を出て良い企業に勤めて良い人と結婚して良い家に住んで豊かな老後を過ごすと言うロールモデルは実現できません。
つまりはっきり言うと、今の日本には夢や希望がありません。
理由の一つに、中年層〜シニア層が権力を持ちすぎているからです。
この構造に関しては、ドラマ「女王の教室」の阿久津真矢(天海祐希)のセリフが全てを物語っています。
日本という国は、そういう特権階級の人たちが、楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立ってるんです。
そういった特権階級の人たちが、あなたたちに何を求めてるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でも見てぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。
特権階級の人たちとは、わかりやすい代表例が政治家や議員たちです。
彼らは年収1,000万円以上を報酬でもらってるにも関わらず、普段の業務内容は不明で議会中は居眠り・スマホでネットショッピング・読書・議会とは何の関係もない手紙執筆など、子供でもわかるサボりを平気でやっています。
ちなみに、1,000万円の出所は私たちが支払ってる税金です。
この人たちに限らず、親や教師も
- 「投資なんて危ないからやめなさい!」
- 「そんなくだらんことに時間使ってないで勉強しろ!」
- 「大学は絶対出てもらうからね!」
- 「今のお前の成績じゃどこも行くところねえぞ!」
- 「保険はお母さんが良くしてくれるところがあるから一緒に入りなさい!」
- 「絶対に公務員になりなさい!」
- 「転職とかバカなこと考えるな!」
- 「お金は使わず貯金に回せ!」
- 「何で先生(親)の言うことを聞かないんだ!」
これらを今まで言ったり言われたりしませんでした?
結果的に、大人たちが子供に安定を望むあまり子供たちにとっては夢も希望もない人生が出来上がってしまいました。こうなると、大人も子供を持つことを諦めますし、子供も将来的にも路頭に迷う可能性が高まります。
お金を卑しいものと思っている大人たちが、子供に間違ったお金の知識を教えてしまったり、お金について何も教えない親がこれ以上増えないためにもこうして情報を発信し続けていきます。
そして、今の日本の現実を子供に教えることで、夢と希望はなくなる(そもそもない)のと引き換えに将来を本気で考えるきっかけになる可能性はあります。
大人になった今だからこそ勉強をしなければならない
大人になった今こそ勉強の重要性を知った人は結構いるのではないでしょうか?
それも遅すぎると思うかもしれませんが、今日が一番若い日です。遅いなんてことはありません。
このブログを見たり、お金のYouTube動画を見たり、お金の書籍を読んだりするだけでも全然違います。
この記事を真面目に読む人はあまりいないかもしれませんが、少しでも役に立ったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログ村参加しています。